アルバム情報

タイトル木漏れ日遊園地 うたのアルバム
発売1996年6月(推定)
発売元ゆめスタジオプロダクション
作詞・作曲中村由紀(トラック1〜10)/ 不明(トラック11〜12)
児童合唱団「こもれびシンガーズ」/ キャラクターボイス
現存枚数極少(bbs_archive_02.html参照)

以下の歌詞と分析は、2022年のSNS投稿者が開封・再生した音声データ、および番組放送の視聴者録画から復元したものを統合している。完全な歌詞が復元できたのは11曲中8曲。トラック12は歌詞が存在しない。

トラックリスト

Track 01 — おはよう木漏れ日(3:12)

おはよう おはよう 木漏れ日の朝だよ
キツネ団長が 手を振る
かあ博士が 首をかしげる
ぽたまるが 太鼓を叩く
うっきちが さかさまになる
みんな一緒に おはよう!

分析:番組のOP曲。明るく軽快な曲調。特に異常なし。1991年の番組開始から使用された最も古い楽曲。

Track 02 — キツネ団長のマーチ(2:48)

いちにっ いちにっ キツネ団長
みんなを まもる つよいリーダー
どんなときも まえをむいて
笑顔で すすむ キツネ団長
ひとりぼっちの ともだちも
キツネ団長が みつけるよ

分析:キツネ団長のテーマ曲。「ひとりぼっちの ともだちも みつけるよ」——転移後に読むと、孤独な子どもを「見つける」ことの意味が変わる。

Track 03 — かあ博士のなぞなぞソング(3:05)

なぞなぞ なぞなぞ かあ博士
頭のいい カラスの先生
「答えは いつも 目の前にある」
「でも 見えない人には 見えない」
かあかあ かあかあ 考えよう
本当のことは どこにある?

分析:「本当のことは どこにある?」「答えは目の前にある、でも見えない人には見えない」——二重の意味を持つ歌詞。子ども番組のなぞなぞとしても成立するが、番組の秘密に対するメタ的な言及としても読める。

Track 04 — ぽたまるの太鼓でドンドコドン(2:33)

ドンドコドン ドンドコドン
ぽたまるの 太鼓が なったら
みんなで おどろう まあるくなって
手をつないで くるくるまわれ
おなかの 太鼓は ともだちのしるし
ひとりじゃないよ ドンドコドン

分析:ぽたまるのテーマ曲。「ひとりじゃないよ」というフレーズが繰り返される。第310回で一体で踊ったぽたまるのことを思うと、痛切。

Track 05 — うっきちのさかさま体操(2:15)

さかさま さかさま うっきちくん
世界がぜんぶ ひっくりかえる
上が下で 右が左
わらってるのに ないてるみたい
さかさまの世界で ほんとのことが 見えるかな

分析:「わらってるのに ないてるみたい」——笑顔の着ぐるみの中で泣いている子どもの描写と一致する。「さかさまの世界でほんとのことが見えるかな」も暗示的。

Track 06 — みんなの冒険タイム(3:30)

歌詞の完全復元不可。断片のみ:「扉の向こうに 何がある」「鍵を見つけよう」「帰り道を 忘れないで」。番組の「冒険タイム」コーナーのBGM。

Track 07 — おやつの時間だよ(2:20)

歌詞の完全復元不可。断片のみ:「甘いケーキと 温かいミルク」「お口をあけて もぐもぐもぐ」。おやつコーナーのBGM。特に異常なし。

Track 08 — お昼寝ハンモック(4:02)

ゆらゆら ゆれる ハンモック
目をつむれば 夢の中
ここではない どこかへ
身体をおいて 飛んでいく
目が覚めたら どこにいるかな
おなじ場所かな ちがう場所かな
ゆらゆら ゆらゆら おやすみなさい

分析:「身体をおいて 飛んでいく」「目が覚めたら どこにいるかな」——████████のプロセスそのもの。この曲は子守唄として使用されていたが、歌詞の内容は明らかに転移実験を示唆している。CDの製作時期(1996年)を考えると、転移後に作られた曲。中村由紀の作詞とされているが、本人は否定している可能性がある。

Track 09 — 夕焼け遊園地(3:18)

夕焼けに 染まる 遊園地
観覧車が まわってる
今日も一日 たのしかったね
また明日 会おうね
でも もし 明日が こなくても
きょうの たのしい きもちは ほんもの

分析:「もし明日がこなくても」——番組の終了を予期しているかのような歌詞。あるいは、身体を失った子どもにとっての「明日」が不確実であることの表現か。

Track 10 — おやすみ木漏れ日(2:55)

おやすみ おやすみ 木漏れ日の夜
お星さまが 見てるよ
いい夢 見てね また明日
キツネ団長も おやすみなさい
かあ博士も おやすみなさい
ぽたまるも おやすみなさい
うっきちも おやすみなさい
みんな みんな おやすみなさい

分析:初代ED曲。第193回まで使用。温かく穏やかな曲調。これが「さよならの向こう側」に差し替えられたインパクトは計り知れない。

Track 11 — さよならの向こう側(4:15)

さよならの向こう側で 待っているのは誰?
忘れた名前を 思い出すまで
ひとりぼっちの 暗い部屋で
声だけが 響いている

手を伸ばしても 届かない
ガラスの向こうの あなたの顔
冷たい身体は 動かない
でも 心だけは ここにいる

いつか きっと また会えるから
おぼえていてね わたしのこと
さよならの向こう側は
きっと 明るい場所だから

分析:第194回以降のED曲。作詞者不明。全ての歌詞がアニマトロニクスの内部からの視点と一致する。「冷たい身体は動かない」「でも心だけはここにいる」——これはあかねの独白そのもの。中村由紀は作詞を拒否し、作曲のみ担当(memo_09.html参照)。歌っているのは児童合唱団ではなく、一人の少女の声。この声の主は特定されていない。

Track 12 — ???(5:47)

タイトル不明(CDジャケットの該当部分が意図的に塗り潰されている)。

内容は音楽ではない。以下はかすみによる音声分析:

00:00-00:30 — 無音

00:31-01:15 — 低周波ノイズ。機械のアイドリング音に類似

01:16-02:40 — 金属的な軋み音。サーボモーターの動作音

02:41-03:55 — 子どもの声(女児・推定7-9歳)。不明瞭。反響が強い。密閉空間での収録と推定

03:56-04:30 — 声が明瞭になる。断片的に聞き取れる語句:「ここ どこ」「くらい」「だれか」

04:31-05:15 — 泣き声。声と機械音が混在

05:16-05:42 — 静寂。直後に明瞭な発声:

「たすけて」

05:43-05:47 — 無音。終了

かすみの分析:「収録環境の音響特性から、この音声はアニマトロニクスの内部で録音されたものと断定できる。反響パターン、金属の共鳴周波数、全てが一致する。これは——CDの12曲目に、アニマトロニクスの中に閉じ込められた子どもの声が収録されている。誰が、なぜ、これをCDに入れたのか」

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