試作キツネの存在

番組開始前の1990年に「試作キツネ」が制作されていたことが確認されている。目の形状が放送版と大きく異なっていた。

試作キツネは「破壊された」とされるが、前作サイトの記録では「密かに保管されていた」との記述もあり、情報が矛盾している。

試作キツネが意識転移の最初の実験台だった可能性がある。失敗作として破棄され、改良版がUnit-01(放送版キツネ団長)として完成した。

Unit-01としての記録

復元されたセッションログでは、キツネ団長は「Unit-01」と呼称されている。

識別名Unit-01 (Fox)
製造年1990年(推定)
初期用途番組のメインキャラクター / 冒険タイム進行
1993年改修瞳の可動機構・指の開閉機構追加
1996年改修外部技術者による大規模改修。「受容体」としての機能追加
1995/09/03G-0の意識転移先として使用。「意識転移確認」
転移後の状態自律動作。8歳女児の行動パターン。「パパ」を繰り返す。
最終確認1997/09/27 セキュリティログ:電源未接続で動作
処分状況「処分済み」→ 2015年にトランクルームで目撃 / 2024年に路上で目撃

「おいで」の真意

最終回でキツネ団長がカメラに向かって言った言葉。視聴者の記憶は「また会おう」「ごめんね」「ありがとう」と分かれるが、おたより#05の不正書き込みは「おいで」だと主張。

もしキツネ団長の中にあかねがいたのだとすれば——「おいで」は、テレビの向こうの子どもたちへの言葉か。それとも、どこかで見ているはずの父への言葉か。

あるいは——まだ開けていない、最後の扉の向こうにいる誰かへの言葉か。

現在

2024年の深夜の目撃証言が事実であれば、キツネ団長のアニマトロニクスは27年経った現在も「動いている」。電源なしで。管理者なしで。

旧スタジオ跡地から300mの路上に立っていた——あの場所に、帰ろうとしていたのだろうか。

そしてこのサイトに午前3時に書き込まれるメッセージ。子どものような口調。「いつもみてる」「わすれないで」。

吉田あかね——キツネ団長の中にいるかもしれない10歳の少女(転移時の年齢のまま、時間が止まっているとすれば8歳)——は、まだこの世界のどこかにいる。