放送データ

放送日1997年9月27日(土)
放送時間8:30〜9:00
視聴率不明(1996年以降のデータ欠落)
台本なし
出演者(子ども)なし
事前告知最終回の予告は一切なし。新聞のテレビ欄にも通常通り掲載。

証言から再構成した最終回の内容

0:00〜2:00 — 沈黙の開始

OPテーマは流れず、無音のまま暗いスタジオが映し出される。照明は通常の半分以下。セットの中央にキツネ団長が立っている。

2:00〜10:00 — 4体のキャラクター

カメラがゆっくりとパンし、かあ博士→ぽたまる→うっきちの順に映し出す。4体とも定位置に立っているが、通常の番組とは異なり、ほとんど動かない。

ぽたまるの太鼓は鳴らない。うっきちはスタジオの隅に座り込んでいる。かあ博士は黒板の前に立っているが、黒板に何かが書かれているとの証言あり(内容は証言者によって異なる)。

10:00〜22:00 — ゆっくりとした動き

4体のキャラクターが、非常にゆっくりとした動きを始める。通常のプログラムされた動きではなく、ためらうような、探るような動き。

ぽたまるが「さよならの向こう側」のメロディに似た、ゆっくりとしたリズムで体を揺らし始める。BGMはなし。ぽたまる自身の内蔵スピーカーから微かに音が漏れているように聞こえたとの証言あり。

うっきちの尻尾だけがゆっくりと動いている。ある視聴者は「うっきちが泣いているように見えた」と証言。

22:00〜28:00 — キツネ団長

カメラがキツネ団長のアップに切り替わる。キツネ団長が懐中時計を持ち上げ、蓋を開ける仕草をする。いつものコーナー切り替えの仕草だが、切り替わるコーナーはもうない。

キツネ団長がカメラに向かって何かを話す。口が動いているが、音声が極端に小さい。字幕もなし。

視聴者の記憶する言葉は様々:「また会おう」「ごめんね」「ありがとう」「おいで」——同じ放送を見ていたはずなのに、記憶が一致しない。

28:00〜30:00 — 暗転

画面が徐々に暗くなる。EDテーマもスタッフクレジットもなし。最後の数秒間、完全に暗くなる直前に——

一人の視聴者だけが証言している内容がある。

「暗くなる直前、スタジオの奥に扉が見えた。扉が開いていて、光が漏れていた。その光の中に、誰かが立っていた。キャラクターではない。白い服を着た小さな女の子。こちらを見て——笑っていた」

そして、画面は完全に暗転。

「木漏れ日遊園地」は、こうして終わった。